«ちょ……あのケーキの愛らしさときたら»

あああーこれを言うのをすっかり忘れておりました。
無料配布本について。
46巻ネタバレ本の配布は終了いたしました。引き取って下さった皆様、どうもありがとうございました！
お配り出来なかった方々には、申し訳ございませんでした……！
こちらは通販ではお取り扱い出来ないのですが、また近いうちにサイトに載せますので、そのときに見て頂けると嬉しいです。
そ、そんな大したネタでも無いのですが……！
そういう感じで、お問い合わせ下さった方、どうもありがとうございました！

で、リク企画の「三郎が雷蔵をお姫様抱っこする話」を思い付いたので、会話だけ先にガーーッと書きかけたところで、ハッとまたお題勘違いに気がつきました。
「任務中、三郎が雷蔵を～」だったのに、「任務中」をすっ飛ばして書いていたという……。またその手の勘違い！
なので、そのお話はボツになったわけですが、なんとなく勿体ないので追記に載せておきます。
会話だけな上に書きかけなのですが、よろしければ！

お姫さま抱っこ鉢雷ボツネタ



「雷蔵、大変だ」
「どうしたんだ、三郎」
「さっきそこで、くのいちが倒れた」
「それは大変だ」
「そしてそこに、立花先輩が通りかかった」
「あ、そうなんだ？　じゃあ、別に急いで行かなくても大丈夫かい？」
「立花先輩は、颯爽とそのくのいちを抱き上げた」
「うんうん」
「周りにいたくのいちは、キャーと騒いだ」
「……はあ」
「おれの言いたいことが分かるか、雷蔵」
「いや、分からないよ。分かるわけがないじゃないか」
「何だ。きみなら分かってくれると思ったのに」
「お前は、ぼくを過信しすぎだよ」
「つまり、おれもきみを抱き上げたい、ってことだ」
「くのいちにキャーと言われたいから？」
「そうじゃない」
「言っておくけれど、それは立花先輩が女の子を抱き上げたから、みんなキャーと言ったんだよ。お前がぼくを抱き上げたって、誰もキャーとは言わない」
「だから別に、くのいちにキャーと言われたいわけじゃないんだ、おれは」
「じゃあ一体、誰にキャーと言われたいんだ」
「すまないが、キャーから離れてくれるかな」



と、ここまで書いたところで我に返りました！
全然忍務じゃないよ！
しかしちょっとピントのぼけた会話って、書いてて楽しいです。
ちなみにこの後は、

三郎が雷蔵の足を引っ掛けて無理矢理転ばす。
↓
すかさず三郎が雷蔵をお姫様抱っこ
↓
雷蔵がキャーと言う（拒絶の悲鳴）

となる予定でした！